500系のぞみラストラン、「撮り鉄」対策で警備強化 28日にJR(産経新聞)

 新幹線「のぞみ」からの引退が決まった500系車両が新大阪−東京間でラストランとなる今月28日、JR西日本、東海の両社が、鉄道ファンによる混雑に備え駅ホームの警備体制を強化する方針を固めたことが22日、分かった。JR西では「撮り鉄」と呼ばれるファンによってお座敷列車「あすか」の運行トラブルが相次いでおり、両社は警戒を強める。

 新幹線をめぐっては、平成20年11月に0系が定期運転の最終日を迎え、ホームに多くの鉄道ファンが駆けつけた。JR西、東海は当時ほど過熱しないと予測しているが、500系は人気車両とあって万一に備えるという。

 両社によると、最後の500系のぞみは午後5時44分博多着ののぞみ29号。式典が行われる博多駅のほか、主な停車駅や撮影スポットとして人気がある通過駅でも警備するという。

 500系は9年3月に営業運転を開始。全車両にモーターを搭載し、国内初の営業最高時速300キロを実現した。戦闘機を彷彿(ほうふつ)とさせる先頭部分と丸い断面が人気を集めたが、「窓側の席に座ると圧迫感がある」との指摘や、座席数やドアの数がほかの車両と異なるという問題があった。

 このため、JR西、東海は新型のN700系への入れ替えを順次進めており、500系は山陽新幹線(新大阪−博多間)のこだまに“降格”することが決定。一部の編成はすでに16両を8両に短縮し、こだまとしての運用が始まっている。

【関連記事】
危ないからダメ!線路に“珍入者”続出で鉄道関係者困惑
「撮り鉄」線路立ち入り 大阪府警が実況見分
「撮り鉄」また電車止める 前回騒動と同じ車両 滋賀 
「撮り鉄」の“脱線”問題 大阪府警が捜査へ
「収集鉄」向けにお買いものツアー 東武鉄道

防高
新型フル検出する研究用試薬を発売―アルフレッサファーマ(医療介護CBニュース)
日本酒“良・縁”イタリア料理 リゾットに純米大吟醸(産経新聞)
成蹊大教授、セクハラとアカハラで懲戒免職 約3年間、尻や胸触る(産経新聞)
<医療事故>投薬ミスで寝たきり状態、病院に賠償命令 岡山(毎日新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。